名古屋中2転落死で第三者検証委が初会合
読売新聞 2013年8月1日(木)21時34分配信
名古屋市南区で市立明豊中学2年の男子生徒(13)がマンションから転落死した問題で、第三者による市の検証委員会の初会合が1日、市役所で開かれ、市は委員らに「男子生徒の視点で事実究明を行い、再発防止策を検討する」などの考え方を示した。
検証委は今後、具体的な調査方法を決定する。
会合では、次男をいじめによる自殺で失った大河内祥晴さん(66)ら委員6人と専門調査員3人の委嘱と、蔭山英順・日本福祉大教授の委員長選出が行われ、岩城正光副市長が委員らに検証方法について考え方を示した。
それによると、男子生徒の死亡に関する調査では、生徒や教師への聞き取り調査を行い、いじめが確認された場合、いじめの発生原因や予見可能性、生徒の死との関連性を分析する。