東稜高校元生徒の男性 いじめ調査で熊本県に規則改正を要望

東稜高校元生徒の男性 いじめ調査で熊本県に規則改正を要望
TKUテレビ熊本 2022/10/28(金) 12:40配信

熊本市の県立高校で元生徒の男性(23)が同級生からいじめを受け不登校となった問題で男性が熊本県教育委員会に意見書を提出しました。

この問題は、2015年に県立東稜高校に入学した男性が不登校となったもので、今月3日、弁護士などでつくる調査委員会は同級生が行った行為7件を『いじめ』と認定。

当初学校側が、『いじめ』と認知せず重大事態として県教委に報告をしていなかったことなど対応が不適切だったことも指摘しました。

27日は、元生徒の男性らが県教委の担当者に意見書を手渡しました。

意見書では、「法律上、いじめによる長期欠席の疑いがある場合は、重大事態として調査することになっているが、熊本県の規則にはその文言が明示されていない」として県のいじめ調査に関する規則の改正を求めています。

元生徒の男性は、「今後、似たような案件が起こる可能性もあるので今回の意見書が規則の改正につながってほしい」としています。

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