さいたま市教委、連続不祥事受け若手教員1400人研修

さいたま市教委、連続不祥事受け若手教員1400人研修
埼玉新聞 2013年8月1日(木)14時56分配信

 さいたま市の稲葉康久教育長は31日の定例会見で、若手教員の不祥事が連続して発生していることを受け、再発防止のため、若手を中心に教員約1400人の緊急研修会を行うと発表した。

 対象は市立幼、小、中、高、特別支援学校全167校の2年目から4年目の本採用教員634人と全ての臨時任用教員742人。1年目の教員は初任者研修があるため除外したという。

 研修会は今月19日の午後、市民会館大ホールで実施。外部講師として専門家や警察官を招いて、信頼関係を基盤とした教育活動、教員の違法行為と処分や裁判、実際の逮捕事例とその後の経過などについて講義を受ける。

 稲葉教育長は「一つの事件が起きると教員全体がつらい立場に立たされるが、市民の信頼を回復するためには相当の努力が必要。今まで以上に強い自覚をもって勤務してほしい」と語った。

 さいたま市ではこの間、6月にされ、7月には。また同月、されるなど、短期間で不祥事が相次いだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする