体罰で賠償32万円、市立中2生徒が手首骨折/横須賀
カナロコ by 神奈川新聞 2013年9月4日(水)5時0分配信
横須賀市の市立中学校で昨秋、体育祭の練習中の体罰により、2年生の男子生徒が両手首を骨折し、市が損害賠償として32万3680円を支払っていたことが3日、分かった。
市教育委員会によると、昨年9月19日午後2時20分ごろ、市立中の校庭で組み体操の練習中、30代後半の男性教諭が男子生徒の胸を押した。生徒は転倒して両手首を骨折、全治2カ月の重傷を負った。
教諭は生徒の担任。当時、全体的な指導で組み体操の動きが変わっていたが、教諭は変更を知らないまま生徒を指導。生徒の言動から反論されたと誤解し、胸を押したという。
賠償額のうち、約19万円が慰謝料。市教委は昨年12月に教諭を処分しているが、懲戒処分以上が該当する県教委の指針には当たらないとして、事案自体を公表してこなかった。
3日発表された横須賀市議会への報告で初めて明らかになったが、教諭の処分内容については、同様の理由で公表していない。
生徒の両親とは今年8月になって示談が成立。教諭の処分内容が、交渉が長引いた要因になったという。