南区中2自殺で、教諭の聞き取り調査実施へ(愛知県)
[ 2013/10/1 9:24 中京テレビ]
名古屋市南区の男子生徒がいじめを苦に自殺したとされる問題で、検証委員会は30日、10月早々にも教諭への聞き取り調査を実施することを明らかにした。この問題は今年7月、南区の中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したとされるもので、原因解明などを目的として設置された検証委員会は、これまで学級日誌などの資料の調査を行っていた。この日の第7回の委員会で、蔭山英順委員長(日本福祉大学教授)は「10月の早々にまず教員のヒアリングを実施する。それを終えたあとに生徒のヒアリングを行う」と話した。教諭には、自殺した男子生徒のことやこれからの学校のあり方などについての聞き取りが行われるという。名古屋市は当初、9月に中間報告、来年1月に最終報告を出したいとしていたが、検証委員会は「慎重に検証を行っているため、まだ中間報告を出せる段階ではない。今後のスケジュールは決まっていない」と話している。