<京都大>研究費不正1600万円、5人に返還要求へ
毎日新聞 2013年11月26日(火)22時48分配信
京都大は26日、教員と元教員の計5人が2008年までの少なくとも4年間に、架空取引で大学に支払わせた研究費約1600万円を業者にプールさせて流用していた、と発表した。京大は5人のうち、霊長類研究所の50代の男性准教授を停職2カ月の懲戒処分にしたが、他の4人は既に退職しているため処分できなかった。5人に返還を求めるという。
京大によると、准教授らは物品を購入したように見せかけ、支払いを受けた2業者に「預け金」などと呼ばれる約1600万円をプールし、研究用の物品購入などに充てた。准教授は「必要なときに使えるためにやった」などと説明しているという。京大は「私的流用は認められなかった」とし、「大変遺憾で再発防止を徹底する」とコメントした。【堀智行】