免停中の中学教諭、オートバイを酒気帯び運転
読売新聞 2013年12月2日(月)15時17分配信
福岡県警南署は2日、福岡市南区若久1、同市立城西中学校教諭、川野伸治容疑者(50)を道交法違反(酒気帯び、無免許運転)の疑いで現行犯逮捕した。
11月30日にも同市立小学校教諭の男が同法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕されたばかり。
発表によると、川野容疑者は2日午前2時20分頃、自宅近くの県道で、酒気を帯びた状態で無免許でオートバイを運転した疑い。
現場から約1キロ離れた県道交差点で、信号無視したオートバイを署員が発見。一度見失った後、近くで再び見つけ停止を求めたが、約600メートル逃走、自宅付近でエンストを起こし停車したところを取り押さえた。飲酒検知で基準値の4倍にあたる呼気1リットル中0・6ミリ・グラムのアルコール分を検出した。「焼酎を飲んだ」と容疑を認めているという。
川野容疑者は10月31日、速度超過や一時不停止など違反点数の累積で60日間の免許停止処分になっていた。
市教委によると、川野容疑者は1990年に採用され、2012年から同中で社会科を担当。アルコール依存症と診断され、病気休暇と休職を繰り返しており、現在も休職中だった。