去年8月、自身が経営する加須市の会社で、盗品だと知りながら銅線ケーブルを買い取ったとして、県警は中国籍の男を逮捕しました。 盗品等有償譲受けなどの疑いで逮捕されたのは、東京都江東区の会社役員で中国籍のウー・ジョンユァン容疑者(41)です。 県警によりますと、ウー容疑者は去年8月1日、経営する加須市の梅山金属で、茨城県内の工場から盗まれた銅線ケーブル3本を盗品だと知りながら買い取った疑いが持たれています。 ウー容疑者は、時価総額およそ205万円のケーブルを72万6800円で買い取っていたということです。 調べに対し、ウー容疑者は、「盗品だと分からなかったから買った」と容疑を否認しています。 去年10月に茨城県の工場から銅線を盗んだとして、逮捕・起訴されたカンボジア国籍の男3人が、これまでに20回近くケーブルなどを梅山金属に売った旨の供述をしているということで、県警は、ウー容疑者に余罪があるとみて調べています。