「ニンテンドースイッチ」を不正改造し販売、"基盤"や"非正規ソフト"など加え"海賊版ゲーム"など無料で遊べる状態に 58歳の男を逮捕「改造機を売ればどのくらい反響があるのか知りたかった」【高知】

「任天堂」の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の基盤を改造して販売し、商標権を侵害したとして、茨城県の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、茨城県龍ヶ崎市佐貫の運送業、乙部文裕(おとべ・ふみひろ)容疑者(58)です。高知県警の調べによりますと、乙部容疑者は、2024年3月、「任天堂」が商標権を設定登録している家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の基盤を改造してフリマアプリで1台販売し、「任天堂」の商標権を侵害した、商標法違反の疑いが持たれています。 改造された「Nintendo Switch」は、正規品とほぼ同じ「2万8000円」で販売されていたということです。乙部容疑者が、通常のシステムが起動しないよう新たに基盤を加えたり、非正規のアプリやソフトを入れたりして"改造"し、本来有料のゲームソフトや海賊版ゲームソフトなど27本分が遊べる状態でした。 2024年の4月に、高知県警に「不正に改造されたニンテンドースイッチが販売されている」と情報提供があり、県警が捜査を進めていました。 警察の調べに対し、乙部容疑者は、「改造機を販売すればどれくらい反響があるのか知りたかった」と、容疑を認める供述をしているということです。 高知県警はこれまでに、改造されたゲーム機を合計4台押収していて、乙部容疑者の余罪も視野に捜査を進めています。

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