受験のために訪れていた地で19歳の女性が車にはねられ、意識不明の重体。 34歳の男が酒気帯び運転などの疑いで現行犯逮捕されました。 事故が起きた福島県のJR郡山駅前を捉えた映像では、画面の奥から駅前の市道を走ってくる車がスピードを落とすことなく交差点に進入すると、衝突音のような大きな音とともにその場に止まる様子が確認できます。 事故が起きたのは22日午前6時35分ごろ。 まだ空が明けきらない中、車はライトをつけて走行。 周囲を走る車は決して多くありません。 車は交差点に入ってから、そのままのスピードで対向車線側に進入していました。 警察によりますと、はねられたのは横断歩道を渡っていた歩行者。 映像からは、事故が起きる約15秒前には車側の信号が赤に変わっていることが分かります。 直進してきた軽自動車にはねられたのは、大阪から受験のために訪れていた19歳の女性。 郡山市内の病院に運ばれましたが、頭を強く打ち意識不明の重体です。 警察は、軽自動車を運転していた郡山市の会社員・池田怜平容疑者（34）を過失運転致傷と酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。 現場は駅前交番の目の前で、警察官が酒のにおいに気づき検査したことで酒気帯びが明らかになりました。 警察が事故当時の状況などを詳しく調べています。