大阪府東大阪市の山中で先月、切断された男性の遺体が見つかった事件で、大阪府警は5日、男性の身元を国土交通省職員の神岡孝充さん(52)と特定したと発表した。 神岡さんは死体遺棄容疑で府警に逮捕された無職の大木滉斗(ひろと)容疑者(28)=大阪市中央区=と同じマンションに住んでいたという。府警は2人の関係性などを調べている。 国交省によると、神岡さんは2022年から同省が運営する航空管制官らの養成機関「航空保安大学校」(大阪府泉佐野市)で勤務し、会計課長を務めていたという。 同校などによると、神岡さんが最後に出勤したのは、昨年12月26日。翌27日は在宅勤務で、午後3時ごろに勤務終了のメールが同校に送信されていたという。