長崎の小6女児監禁:臨時教員選考を県教委が厳格化 /長崎
2009年3月19日16時2分配信 毎日新聞
長崎市で小6女児(12)が連れ去られ監禁された事件を受け、県教委は18日、臨時教員の選考手続きを厳格化することを決めた。未成年者略取などの容疑で逮捕された長崎市西山本町、無職、中川太容疑者(35)が、県内の6小中学校で臨時教員に採用されていたため、決定した。
県教委によると、中川容疑者は96年4月〜04年7月の間、五島市、新上五島町、長崎市内の計6小中学校で臨時教員を務めていた。長崎市内の小学校に勤務中、保護者への対応や言葉遣い、授業内容などに問題があるとされ、以降は本人から志願書が出されても採用しなかったという。
臨時教員の登録期間は1年間。志願書を提出し、面接試験に合格すれば毎年更新できる。このため県教委は(1)赴任校の校長からの評価調書の厳正化(2)面接調書の記録の徹底(3)市町教委と連携して勤務や指導状況の監察の強化−−などを実施することにした。
この日の県教委では、委員から「事件によって現職教員の信頼も失墜させかねず、保護者にも不安を与えたのではないか。安易に採用せず、更新時も慎重な配慮が必要だ」との意見が出された。
〔長崎版〕
3月19日朝刊