全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の預金口座から、自分の口座に入金するなどして約368万円を横領した疑いで逮捕された元弁護団長の男が5日、送検されました。 弁護団の預金口座からは約1億4000万円の使途不明金が見つかっていて、警察は余罪があるとみて調べを進めています。 【平井 茂徳 記者リポート】 「内川容疑者を乗せた車両が警察署から出てきました。これから身柄が熊本地検に送られます」 送検されたのは、全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の元団長、内川 寛 容疑者(63)です。 警察によりますと、内川容疑者は全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の団長として、出納管理などの業務に従事していた2018年、業務で預かり保管していた団体の預金口座から、12回にわたって自分名義の口座に入金するなどして約368万円を横領した疑いが持たれています。 調べに対し、内川容疑者は「資料などではっきりしているのであれば争うことはない」と供述。これまでの調べで、内川容疑者は住宅ローンや事務所の経費などに使っていたとみられています。 弁護団によりますと、預り金のうち約1億4000万円が使途不明金となっていて、このうち約9000万円について内川容疑者が私的流用を認めているということです。警察は余罪があるとみて調べを進めています。