小学校侵入の元教諭に実刑…猶予期間中、児童撮影で

小学校侵入の元教諭に実刑…猶予期間中、児童撮影で

 今年5―6月、性的興味から児童を撮影するため運動会開催中の小学校3校に無断で入り込んだとして、建造物侵入罪に問われた元小学校教諭の男(35)に、東京地裁は15日、「防犯意識の高まりで各校が腐心してきた安全対策をないがしろにした」として、懲役10月(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 男は交通事故死した児童らの生前の写真をホームページに無断転載したなどとして、著作権法違反と児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で昨年7月、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年の判決を受けていた。

 弁護側は「運動会は開放性が高く、立ち入りを罰する必要性はない」と無罪を主張していたが、判決理由で神田大助裁判官は「来賓以外の立ち入りを禁じた各校長の意思に反する」と批判。

 被告が校庭などで250枚を超える児童の写真を撮影していたことを挙げ「児童や保護者に与えた不快感、嫌悪感も強い。教員だった経歴に照らせば思慮に欠け、身勝手だ」と述べた。

 判決によると、男は児童を撮影して性的嗜好(しこう)を満たそうとし東京都の荒川、世田谷、港各区で小学校に侵入した。

 男は東京都羽村市立小学校の教諭だったが、昨年の事件で逮捕後、懲戒免職となった。

ZAKZAK 2008/12/15

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