閉鎖病棟に移し発覚避けたか 殺人罪の男を医療保護入院、青森

青森県八戸市の「みちのく記念病院」の元院長らが逮捕された入院患者間殺人の隠蔽事件で、病院が、男=殺人罪で懲役17年が確定=を犯行後、閉鎖病棟に医療保護入院させていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は元院長らが発覚を免れるため、男を隠そうとした疑いがあるとみて捜査している。 犯人隠避容疑で逮捕されたのは、当時の病院長石山隆容疑者(61)と、殺害された患者の主治医で、弟の哲容疑者(60)。 医療保護入院は、精神疾患のある患者本人が認めなくても、家族らが同意すれば強制的に入院させることができる制度。捜査関係者によると、哲容疑者は医療保護入院を判断できる精神保健指定医で、隆容疑者も関与して閉鎖病棟に移したという。家族らがいない場合は、市町村長が判断をすると規定されており、この時は八戸市から同意を得た。県警は、医療保護入院の必要がなかったのに、虚偽の理由で同意を得た可能性があるとみている。

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