おもちゃの箱の中におよそ2キロの大麻を隠して日本に密輸したとして17日までにベトナム国籍の男2人が逮捕されました。 麻薬取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、佐賀県吉野ケ里町に住む技能実習生のグエン・カック・チュオン容疑者（31）らいずれもベトナム国籍の男2人です。 チュオン容疑者らは、去年12月、タイの郵便局から大麻およそ2キロ、末端価格1000万円相当をおもちゃの箱の中に入れて国際郵便で発送させ、密輸した疑いが持たれています。 警察などによりますと、去年12月、成田空港の税関検査で大麻が入った郵便物が見つかり、送り先だったチュオン容疑者の関与が浮上したということです。 警察の取り調べに対し、チュオン容疑者は「大麻が入っていた荷物を受け取っただけで輸入については知らない」と容疑を否認しています。