ススキノのホテルで男性が殺害された事件。娘の犯行を手助けした罪に問われている父親の裁判員裁判がきょう札幌地裁で開かれ、検察側は懲役10年を求刑し、結審しました。 おととし7月に起きた事件では札幌・厚別区の田村瑠奈被告ら親子3人が殺人などの罪で逮捕・起訴されています。父親で医師の修被告の裁判では娘の殺人や死体損壊を手助けした罪が成立するかが争われていて、修被告は無罪を主張しています。 検察側は被害者の妻の意見陳述として「娘の犯行は親のサポートがあってできたもの」「できるだけ重い処罰を望む」などと読み上げ、「娘の計画を知らなかったなら説明が付かないことが多すぎる」「犯行を心理的にも手助けしていて被告の関与がなければ計画の実現は不可能だった。」などと、懲役10年を求刑しました。 一方の弁護側は「刃物などを買ったという事実で殺人や損壊を容認していたと推認するには無理がある」「ほう助は成立しない」として無罪を主張しました。判決は来月12日に言い渡されます。母親の次回の裁判は来月17日を予定していて精神鑑定中の娘の公判日程は未定となっています。