【速報】裁判員「総理いる場所で起きた注目事件…しかし市民の前で起こった事件と捉えねば」岸田総理襲撃事件 木村隆二被告に懲役10年判決 殺意を認定 和歌山地裁

岸田前総理襲撃事件の裁判。19日の判決で和歌山地裁は、被告の男に対し、懲役10年の有罪判決を言い渡しました。判決後に裁判員の会見が行われ「総理大臣を1人の人と見るのか、総理大臣とみるかというところで、悩みました」などの声が上がりました。 会見に出席した裁判員は「量刑をどのくらいにするか悩んだが、いくつもの罪があったので総合的にみてどのくらいが妥当かを判断するのが難しかった」など難しかった点について言及しました。 また、「総理大臣を1人の人と見るのか、総理大臣とみるかというところで、悩みました」「当時の現職の総理大臣がいる場所で起こった事件で、注目を集めているのですが、実際にはたくさんの一般市民がいる前で起こった事件ということで、大きく捉えないといけないと感じました」などの声も聞かれました。 さらに裁判員として参加し事件への見方が変わったかなどについては、「事件が起こったときは、テロ行為くらいの勢いで見ていたんですけど、裁判が始まり、彼を目の前にして、事件を起こした背景をみると、最初とは比べ物にならないくらいの違いを見受けました」「被告人を初めてみたときに思った第一印象はか弱そうに見えて、『本当にこの人が爆発物をつくってこの事件を起こしたのか』と思ったのが一番の第一印象です」などと裁判員らは述べました。

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