福島県教育長ら８人を処分 教員採用試験の結果伝える
2008/08/22 19:17更新 産経新聞
福島県教育委員会は２２日、教員採用試験の結果を個別に伝えたなどとして、野地陽一教育長を口頭訓告処分に、合否通知発送後に結果を個別連絡した当時の幹部で現職の職員７人を厳重注意とした。
県教委によると、野地教育長は昨年の教員採用試験で、県議らから合否連絡の依頼を受け、ホームページの公表後に結果を連絡するなどした。
７人は県議や県庁ＯＢらの依頼で、合否発送後に結果を連絡したほか、採用担当の職員に依頼内容を伝えるなどした。
また県教委は同日、同様の連絡をした当時の幹部で、現在教育庁以外の部署にいる８人について、それぞれの任命権者に処分の検討を依頼した。