ミャンマーの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点で見つかった日本人とみられる男について、北海道警が窃盗の疑いで逮捕状を取っていたことがわかりました。 少数民族の武装勢力「国境警備隊」は26日、ミャンマーとタイの国境にある中国系犯罪組織の拠点で、日本人とみられる男1人を見つけ、身元の確認などを進めています。 関係者によりますと、この男について、北海道警が窃盗の疑いで逮捕状を取っていたことがわかりました。男は以前、勤務していた飲食店から現金数万円を盗んだ疑いが持たれているということです。 一方、「国境警備隊」の幹部はNNNの取材に対し、男が「4か月ほど前に自分の意思で来た」と話していると明らかにしました。 また今後、大使館と協議し、タイを経由する形で日本への引き渡しを進めたいとしています。