徳島の大麻栽培:2被告、起訴事実認める−−地裁初公判 /徳島
2009年3月20日16時2分配信 毎日新聞
徳島市の住宅で大量の大麻草が栽培されていた事件で、大麻取締法違反(営利目的栽培)の罪に問われている同市南佐古二番町、無職、渡辺勝生被告(43)と同市山城町、元小松島市立坂野中学校臨時教員、横地秀典被告(30)の初公判が19日、徳島地裁(畑山靖裁判官)であった。ともに起訴内容を認めた。
起訴状によると、2人は共謀し08年10月下旬から今年1月7日まで、営利の目的で渡辺容疑者宅(鉄筋コンクリート4階建て)で植木鉢に大麻を発芽させるなどし大麻草79本を栽培したとしている。
検察側の冒頭陳述では、両被告は06年末に飲食店で知り合い、ともに大麻を吸った経験があったことから意気投合。07年初頭に渡辺容疑者宅を共同名義で借り、約100万円を分担して大麻の栽培道具などを準備、同4月ごろに栽培を始めたとされる。毎月の家賃や電気代は渡辺被告が7割、横地被告が3割を負担し、収穫した大麻草の鉢も同じ割合で分け合っていた。
また、渡辺被告の携帯電話には、客から「明日夕方、一つと一つで二つお願いできますか」といった注文内容とみられるメールの受信歴があり、銀行口座には入金も確認された。ある客の供述では、両被告はそれぞれの大麻草の鉢から収穫した大麻草を、1グラム当たり2500〜5000円で販売し、現金で取引をしていたという。【井上卓也】
3月20日朝刊