「死の意味理解」と児童の前で教諭自傷

「死の意味理解」と児童の前で教諭自傷
2008.11.5 21:07 産経新聞

 北海道教育委員会は5日、遠軽町の小学校の男性教諭(31)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分に、登別市の中学校の女性教諭(48)を停職4カ月の懲戒処分にした。

 道教委によると、男性教諭は4月18日の始業前の教室で、担任学級の児童4人に対し、自分の左腕2カ所をカッターナイフで切ってみせ、出血の様子を見せた。恐怖心から1人で眠れなくなる児童が出た。教諭は道教委に対し、児童に死の意味を理解させたかったと説明。その後、鬱(うつ)状態で長期欠勤しているという。

 女性教諭は今年1〜6月の間、ブログにイニシャルで生徒の精神疾患や家庭状況、同僚のプライバシーについて書き込んだ。勤務時間中にもブログを更新し、「日ごろのストレスで書き込んだ」と話しているという。女性教諭は同日付で依願退職した。

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