保育士が園児虐待、傷害容疑で

保育士が園児虐待、傷害容疑で
2009年4月17日21時8分 日刊スポーツ

 大阪府豊中市のひまわり保育園(無認可、閉園)で昨年2月、当時6歳の女児が女性保育士(28)に突き飛ばされて腕の骨を折ったとして、保護者が豊中南署に被害届を出していたことが17日、同署や保育園関係者への取材で分かった。

 同署は傷害容疑で捜査している。保育園関係者によると、園児をたたいたり暴言を吐いたりする虐待行為が数年間、常態化していた疑いがある。

 女児の保護者は、慰謝料や治療費の支払いを求めて保育士を提訴しており、保育士の代理人の弁護士は取材に「裁判中なのでコメントを差し控える」としている。

 保育園関係者によると、保育士は昨年2月22日、室内で女児と相撲ごっこをし、押されて腹を立てて両手で突き飛ばして転倒させた。女児は左ひじ骨折の重傷。

 保育士は当初、保護者に「転んだ女児の腕を、そばにいた別の女児が踏んだ」と説明した。しかし、10月には別の園児を殴るのを職員が目撃、ほかにも虐待されたとの証言が複数寄せられた。

 証言によると、園児を素手や掃除機でたたいたほか、食事が遅い園児の顔を食器に押し付けたり、落とした食べ物を食べさせたりしていた。「死ね」「うるさい」などの暴言も頻繁で「ママに言ったらどうなるか分かっているか」と口止めすることもあった。

 間もなく退園者が相次ぎ、同園は昨年11月に保育士を懲戒解雇にし、閉園した。(共同)

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