「体の傷調べたい」と女子児童らを半裸に 26歳小学校担任を懲戒解雇

「体の傷調べたい」と女子児童らを半裸に 26歳小学校担任を懲戒解雇
2007.12.21 20:14 産経新聞

 「いじめや虐待による傷がないか身体検査する」という名目で、女子4人を含む小学生13人を学校内で上半身裸にさせたとして、大阪府教委は21日、同府八尾市立小学校の男性臨時講師(26)を懲戒免職処分にした。臨時講師はわいせつ目的だったことを認め、「もともとは傷の有無を調べるつもりだったが、女子児童の裸を見たいという気持ちがわいてきた」と話しているという。

 府教委によると、臨時講師は先月19日朝、担任を務める3年生の児童約40人に対し、「体の傷の検査をしたい」と要求。これに応じた13人を対象に同日と20日の授業中、女子は1人ずつ、男子は数人ずつ校内の図工準備室に呼び出し、服を脱がせたうえで下着1枚の姿を約10秒間眺めたほか、女子1人には髪に触れるなどしたという。

 20日朝に保護者から抗議があったため、児童たちに「家の人には言わんといてな」と口外しないよう命じていた。しかし、傷の調査であることを示すため、同日午後にはあえて男子児童だけを呼んで同様の行為をしていた。

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