パトカーに追跡されたバイクが衝突 中学講師が死亡 渋谷

パトカーに追跡されたバイクが衝突 中学講師が死亡 渋谷
2009年6月8日7時59分配信 産経新聞

 7日午前4時25分ごろ、渋谷区代々木の都道で、パトカーに追跡されていたバイクが道路左側のガードレールに衝突した。この事故でバイクを運転していた中学校体育講師、稲葉匡則さん(26)=中央区明石町=が全身を強く打ち間もなく死亡、後部座席の女性(27)も足を骨折するなどの重傷を負った。

 警視庁新宿署によると、事故の約2分前、新宿区西新宿の都道で、パトロール中の同署員2人が、ナンバーを読み取りにくいバイクを発見。署員がパトカーを降りて職務質問しようとしたところ、バイクはそのまま逃走した。パトカーは赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして約1・6キロ追跡したが、事故現場から約150メートル離れた路上で見失っていたという。

 現場は片側2車線の右カーブ。同署の黄海義久副署長は「追跡は通常の職務の範囲内で適正に行われた」としている。

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