県教委:「教育への信頼感、危機的」再発防止策検討へ /広島
2009年6月13日18時0分配信 毎日新聞
◇教職員のわいせつなど相次ぎ
県内で教職員によるわいせつ、セクハラ事案が相次いでいることを受け、榎田好一県教育長は12日、記者会見で「(教育に対する信頼感は)危機的状況にある。本当に申し訳ない」と述べた。また、今月中にも外部の専門家による委員会を設け、再発防止策を検討していくことを明らかにした。
榎田教育長によると、外部専門委員会は5、6人となる予定で、教育関係の研究者、精神科医、被害に遭った子どもに接してきた人の中で人選を進めている。早ければ今月中にも第1回会合を開き、今年中に成果をまとめたいとしている。
榎田教育長は、自身の責任について問われると「不祥事が生じないよう対策を講じることが、自分の職責を尽くしていくことになり、それを全うしたい」と話した。【加藤小夜】
6月13日朝刊