知人に儲け話を持ち掛け、現金をだまし取ったとして逮捕された男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。 不起訴処分となったのは、逮捕当時、熊本市中央区南熊本に住んでいた30代の男性です。 男性は2020年、知人の男性に対し「オンラインカジノで大当たりを引くシステムがあり、儲けている。現金を預けてくれれば利益を還元する」などと言い、現金45万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕されていました。 男性は逮捕当時、警察の調べに対し「現金は振り込ませたが、だますつもりはなかった」と容疑の一部を否認していました。 熊本地検は、不起訴の理由について「回答は差し控える」としています。