２歳の長男に暴行を加え死亡させた疑いで、２３歳の父親が逮捕・送検された事件で、広島地検は２５日、父親を傷害致死の罪で起訴しました。 起訴状などによりますと、広島市東区の飲食店従業員田中遥被告（２３）は、去年１０月、自宅で２歳の長男・伊桜吏ちゃんの腕をつかんで引っ張り床に仰向けに転倒させた上、腹部を足で踏みつけて死亡させた傷害致死の罪に問われています。 検察は田中被告の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、自身の関与をほのめかしているほか、子どもが思い通りにならず腹を立てたという趣旨の供述をしているということです。