学校配備のタブレット端末から発火疑い、県教委が消費者庁への報告怠る…知事「不可解な点多い」

学校配備のタブレット端末から発火疑い、県教委が消費者庁への報告怠る…知事「不可解な点多い」
読売新聞オンライン 2023/10/31(火) 17:11配信

 「1人1台端末」として徳島県立高校などに配備されているタブレット端末に多数の故障が発生している問題で、県教委は30日、2021年にタブレットの発火が疑われる事案があったが、法律で定められた報告を消費者庁にしていなかったことを明らかにした。

 県教委によると、2021年5月24日、県立城ノ内中等教育学校で、生徒が保管庫からタブレットを取り出そうとしたところ、膨張して黒くなっているのを確認。保管庫内はすすだらけで、黒く焼けたような形跡があったという。

 当時、市町村立校も含めて全てのタブレットを回収して安全性を確認したが、重大な事故があった場合に消費者安全法で義務づけられている消費者庁への報告は怠っていたという。県教委は「報告義務があるという認識がなかった」と釈明した。

 この日の臨時記者会見で徳島県の後藤田正純知事は「非常に不可解な点が多い。入札経緯の検証を進めるとともに、タブレットの調達を早急に行う」とし、11月補正予算案に調達費用を盛り込む考えを示した。

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