茨城県笠間市の倉庫で大麻草を販売目的で栽培したとして、ベトナム国籍の男が逮捕されました。倉庫からは大麻草とみられる植物が300本以上押収されています。 大麻草栽培規制法違反の疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍の自称アルバイト、チャン・ヴァン・ビエン容疑者(34)で、笠間市箱田の倉庫で大麻草1本などを栽培した疑いがもたれています。警察によりますと、今月4日にこの倉庫で火事があり、警察官が大麻草とみられる植物323本を発見。うち1本が鑑定の結果、大麻草と分かったということです。 ブルーシートの上に並べられているのは、押収されたLED照明。 大麻草の発育を促すためのものとみられていて、警察は栽培の規模が大きいことから共犯者がいるとみて調べています。 チャン容疑者は今月6日、火事の現場検証の際に倉庫の様子をうかがっていて、警察官が職務質問をしたところ刃渡り8センチ以上のせんていばさみを所持していたことから、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されていました。