アルコール依存、万引き、自宅での焼死… 「パ・リーグの伝説」たちの寂しすぎる晩年

老人による万引き事件は通常ならばニュースとして報じられることはない。しかしその老人がかつての大投手だったことで大きく扱われてしまったのが、米田哲也・元投手(87)のケースだ。近鉄バファローズなどに在籍し、歴代2位、通算350勝をあげた大投手が、なぜ缶酎ハイ2本を盗む必要があったのか。背景には金銭的な困窮があったのでは、という見方については関連記事【万引き逮捕の350勝投手「米田哲也」容疑者 スナック経営に失敗 自宅マンションは税金滞納で差し押さえ 競売にかけられていた】に詳しい。 この数年、パ・リーグの伝説的な選手たちの淋しい晩年を伝えるニュースが続いている。往年を知るファンは何とも言えない気持ちになるのではないか。(デイリー新潮2022年11月22日、2024年01月19日記事をもとに再構成しました。年齢肩書は当時のまま)

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