映画「労組と弾圧」きょうから上映 “戦後最大規模の労働事件”のその後を追う…MBS制作のドキュメンタリー映画

“ストライキをして逮捕”。戦後最大規模の労働事件を追ったMBS制作のドキュメンタリー映画が公開されました。 大阪・梅田の映画館「テアトル梅田」。映画は3月28日午後2時に封切られました。 映画「労組と弾圧」は、2018年から生コンミキサー車の運転手でつくる労働組合「連帯労組関西地区生コン支部」が行ったストライキや団体交渉、ビラ撒きなどの労働活動に対して、滋賀・京都・和歌山などの各府県警が威力業務妨害や恐喝などの容疑で延べ81人を次々に逮捕した“戦後最大規模の労働事件”のその後を追ったものです。 長期にわたる身柄拘束と取り調べで組合員は激減しましたが、法廷で無罪を争った被告の約3分の1の無罪が確定する異例の展開となっています。また、2月には恐喝などで懲役10年を求刑された現在と前の委員長に対し、無罪判決が言い渡されました。 上映後のトークイベントでは思想家の内田樹さんが映画の感想を語りました。 (内田樹さん)「とにかく顔と声ですよね。その人たちがどれくらい真実を語っているかってことですね。どれぐらい人間として深いか、人間として浅いかということがありありとでてくる。映像って本当に怖いと思いました」 映画「労組と弾圧」は、以下の劇場で上映されます。 【テアトル梅田】4月6日(日) 4月9日(水) 【アップリンク京都】3月31日(月) 4月5日(土) 【ヒューマントラストシネマ渋谷】4月2日(水)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする