「虚偽の記録」警察官不起訴 詐欺被害の女性が訴え 鹿児島県

被害にあった女性からの相談記録に虚偽の内容を記載した疑いで書類送検されていた県警の男性警察官について鹿児島地検は31日付けで不起訴処分としました。 男性警察官は2022年、鹿児島南署で詐欺の被害にあった県内の50代女性の相談に対応した際、女性の訴えと異なる虚偽の相談記録を作成した疑いで、去年8月、書類送検されていました。 女性は南署で被害届が受理されなかったことから姶良警察署にあらためて相談しその後、男が逮捕・起訴されています。 鹿児島地検は31日付けで男性警察官を嫌疑不十分で不起訴処分としました。 この詐欺事件を巡っては捜査が適切に行われなかったなどとして去年10月、県警が警視や警部などのべ33人を所属長訓戒や本部長注意などの処分としています。

シェアする

フォローする