沖縄県警浦添署は3日、2件の特殊詐欺被害が発生したと発表した。いずれもビデオ電話に誘導し、警察官を装う人物が警察手帳を見せ、指定の口座に現金を振り込むよう指示していた。男性2人が被害に遭い、計457万円をだまし取られた。 同署によると、3月21〜26日、西原町の40代介護士男性の携帯電話に、携帯電話会社職員や県外の警察官を名乗る人物から「マネーロンダリング事件の関係者として逮捕状が出ている。あなたの潔白を晴らすため口座に金を振り込んで」とうその連絡があった。その後、ビデオ電話に誘導され、警察官を装う人物が警察手帳を示すなどしたため信じた男性は2回に分け現金計447万を振り込んだ。 4月2日には西原町の20代男子大学生の携帯電話に、団体職員や県外の警察官を語る人物から同様のうその連絡があり、大学生は指定の口座に現金10万円を振り込んだ。 それぞれ2日に同署に相談があり被害が発覚した。 県警は3日時点で2件を含む計72件(被害額計約1億2700万円)の特殊詐欺被害を覚知した。今年は、昨年を上回るペースで被害が拡大している。