熊工教諭覚せい剤逮捕:「コーチ外れ、むなしく」教諭が供述 /熊本
2009年9月11日16時0分配信 毎日新聞
覚せい剤取締法違反(使用)容疑などで逮捕、起訴された県立熊本工高教諭、里野寿一被告(33)=が、熊本北署の調べに「野球部のコーチを外れたことのむなしさやクラス担任を任されたストレスで約1年前から始めた」と、供述していることが捜査関係者への取材で分かった。
起訴状などによると、8月26日午前1時ごろ、熊本市内のホテルで、覚せい剤を体に注射したほか、同日午前10時ごろ、同市内のマンションに住む男子大学院生方に無施錠の玄関から侵入し「かくまってくれ」などと言ってトイレに閉じこもったとされる。
里野被告は94年の選抜高校野球に熊本工高の4番打者として出場し、00〜06年は同校野球部のコーチを務めた。07年から担任となった。【遠山和宏】
9月11日朝刊