清水港に寄港した豪華客船の乗客を乗せ白タク行為しようとしたか フィリピン国籍の男現行犯逮捕=静岡県警

自家用車に外国人観光客を乗せ運賃を得る契約のもとに運行する、いわゆる白タク行為をした疑いで、山梨県に住むのフィリピン国籍の男が4月7日、現行犯逮捕されました。 道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、山梨県上野原市に住むフィリピン国籍の自称・会社員の男(36)です。 警察の調べによりますと、男は4月7日、静岡市清水区の清水港から、自家用乗用車に外国人観光客を乗せ運賃を得る契約のもとに運行する、いわゆる白タク行為をした疑いが持たれています。 警察によりますと、7日午前9時頃、清水港のバスロータリーで男が乗った車を警察が発見し、男の私物等を確認したところ、SNSで客とやりとりしているメッセージを発見し逮捕に至ったということです。 メッセージでは、男は7日に清水港に寄港した客船「セレブリティ・ミレニアム」の乗客5人を、1日5万5000円で乗せ、山梨や静岡の観光地を回る予定だったとみられています。 男は容疑を認めているということで、警察は余罪を含め捜査を進める方針です。 静岡県警は2024年度、白タク行為で14件の逮捕事案があり、2025年度は初めての逮捕となります。

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