「かけ子をして稼いで返すしかなかろうもん」借金のある知人にカンボジアでの特殊詐欺を持ちかけた疑い

借金のある知人男性にカンボジアで特殊詐欺の「かけ子」をするよう持ちかけたとして、男2人が逮捕されました。 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県内の建設会社に勤める渡辺駿介容疑者(29)と同僚の島村拓也容疑者(35)です。 警察によりますと、2人は3月、知人で30代の無職の男性に対し、カンボジアで警察官をかたる特殊詐欺の「かけ子」をするよう持ちかけ、仕事としてあっせんした疑いです。 男性は2人のうち1人に数百万円の借金があり「詐欺の『かけ子』をして稼いで返すしかなかろうもん」などと何度も迫られていました。 パスポートを取得させられた上、東南アジア行きの片道の航空券も用意されていたということです。 警察は、渡辺容疑者と島村容疑者の認否を明らかにしていませんが、2人が特殊詐欺の“リクルーター”役で、ほかにも「かけ子」の勧誘やあっせんをしていた可能性があるとみて調べています。

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