浜松市で軽トラックが小学生の列に突っ込み、4人が死傷した事故で、警察は4月7日、事故状況を詳しく調べるため、容疑者立ち会いのもと実況見分を行いました。捜査員は容疑者から通った経路や当時の状況、運転時の様子などを聞き取ったということです。 <浜松総局 伊豆川洋輔記者> 「容疑者が捜査員に連れられる形でワンボックスカーから降りてきました」 この事故は3月24日夕方、浜松市中央区舘山寺町で軽トラックが小学生4人の列に後ろから突っ込み、2年生の女の子(8)が死亡、女の子の姉や2人の女子児童が重軽傷を負いました。 7日午後、逮捕された容疑者の男立ち会いのもと、警察が実況見分を行いました。 <伊豆川記者> 「捜査員がワンボックスカーのなかにいる容疑者から話を聞いています。現場の状況を詳しく聞いているものと思われます」 事故現場周辺の実況見分は、市道を規制して行われ、捜査員は容疑者の男から通った経路や当時の状況、運転時の様子などを聞き取ったということです。 容疑者の男は警察の調べに対し、「運転中にけがをさせたことは間違いない」と容疑を認めていているということですが、「事故当時の記憶がない」などとも話しています。