(朝鮮日報日本語版) 「私は神にも褒められる人間」
朝鮮日報日本語版 2012年4月23日(月)9時52分配信
「陰険で凶悪、よこしま、ずる賢い鉄面皮。検察が描いた肖像画の中の私だ。（私は）正反対だ。私は神様にも称賛される人間だ」
選挙の相手候補買収の罪で裁判を受けているクァク・ノヒョン・ソウル市教育監（教育長に相当）＝写真＝が21日午後、自身のツイッター（簡易投稿サイト）で無罪を主張しながら、こんな文章を書き込んだ。
クァク教育監は2010年6月に行われた教育監選挙の際、立候補を辞退した朴明基（パク・ミョンギ）ソウル教育大教授（当時）に対し、2億ウォン（現在のレートで約1400万円）を渡した容疑で逮捕され、今月17日、ソウル高裁の二審で懲役1年の実刑判決を受けた。一審では罰金3000万ウォン（約210万円）の判決を受けている。
クァク教育監は20日午後10時から21日午後5時にかけ、ツイッターに多数のツイートを掲載。高裁の判決を取り上げ「シーソーのように量刑を片方は下げ、片方は上げて無理やりバランスを取った。高裁らしからぬやり方だ」と非難した。また「最初は検察が誤解と憶測で悲劇の幕を開けた。一審は検察の思惑を覆し、幕をほとんど下ろしたが、二審での予想外の逆転で悲劇が延長した。この試練の先にどんな劇的な大逆転が待ち受けているのか、とても楽しみだ」と書き込んだ。