女優の広末涼子が8日に静岡県島田市内の病院で看護師にけがを負わせたとして現行犯逮捕されたことを受け、広末容疑者が出演予定だった朗読劇が中止されることが8日、分かった。担当者がスポーツ報知の取材に応じ「突然のことで気が動転している」と驚きとショックの深さをうかがわせた。 広末容疑者が出演を予定していたのは、「星の王子さま 朗読と音楽が奏でる心の旅」。5月2日に東京・調布市グリーンホール、6日には広末容疑者の故郷・高知の高知県立県民文化ホールで上演が予定されていた。 同公演の担当者はこの日、スポーツ報知の取材に応じ「突然のことで、気が動転しています。報道を受けて、公演関係者も大変なショックを受けています」と吐露。公演の取り扱いについては「残念ながら(東京、高知ともに)公演は中止の方向でスポンサー各所への調整を進めています」と説明した。 広末容疑者の近況について「この公演では1人8役という難題に挑んでいましたが、いつも明るい人柄に共演者や製作側も励まされていました。直近にリハーサルも二度、行いましたがとてもすばらしい演技をされていた」と仕事に対して前向きだった様子を明かした。それだけに「作品も完成に近づいた矢先のこの出来事なので、本当に驚いています」とショックの深さをうかがわせた。