2604人分の情報記録したUSBメモリー 都立高教諭が一時紛失

2604人分の情報記録したUSBメモリー 都立高教諭が一時紛失
2010年8月4日7時56分配信 産経新聞

 都教育委員会は3日、都立福生高校の女性教諭(25)が、同校の生徒や受験生ら延べ2604人分の個人情報が記録されたUSBメモリーを電車内に置き忘れたと発表した。乗客が拾って同校に郵送してくれたため、個人情報の漏洩(ろうえい)はなかったという。

 都教委によると、女性教諭は7月25日朝、通勤のために乗ったJR青梅線内にUSBメモリー2本が入った筆記具入れを置き忘れた。校長が30日、拾った乗客からUSBメモリーが郵送されていたことを確認した。

 USBメモリーには、平成20〜22年度の在校生の成績や、21、22両年に福生高校を受験した受験生の成績などが記録されていた。

 女性教諭はデータをUSBメモリーに保存した理由を「自分の仕事の参考にするため」などと説明しているという。

 都教委は、女性教諭が私物のUSBメモリーにデータを保管していたことを問題視しており、データ管理のさらなる徹底を図るとしている。

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