【ROMAN】素手・頭突き、金的、“何でもあり”に挑む関根“シュレック”秀樹「人生の“答え合わせ”になる」、ペケーニョと道衣MMAで対戦する日沖発「ラストになるかもしれない格闘技人生の覚悟を見せたい」

2025年4月27日(日)東京・GENスポーツパレスで開催される『ROMAN 2』の対戦カード発表記者会見が3月31日に行われ、出場選手らが登壇。通常のMMAや柔術とは異なるルールに挑戦する選手たちが意気込みを語った。 ▼R.O.M.A.ルール 時間無制限無差別級バーリトゥード ゲイ・ババカール(セネガル相撲) 関根秀樹(ボンサイ柔術) ──素手・頭突き、金的ありの「時間無制限無差別級バーリトゥード」に挑む関根“シュレック”秀樹選手に伺います。まずはこの試合に挑む気持ちをお聞かせください。 「ボンサイ柔術、そしてBELL WOOD ファイトチームの関根“シュレック”秀樹です。今回ROMAN2でベアナックルの時間無制限無差別級バーリトゥード“何でもあり”に臨みます。 自分は幼少の頃から柔道をやっていて、警察官として逮捕術、機動隊でも頑張りました。それでボンサイ柔術に入ってMMAをやりました。これら、今までの全ての自分の歴史を生かせるのがこのルールだと思っています。自分の人生の“答え合わせ”という意味を持ってますので、ぜひ試合を楽しみにしていてください」 ──バーリトゥードに向けて何か特別な練習はしていますか。 「今、自分のボンサイ柔術では、RIZINやDEEPなどに出ていて、MMAのいろんなレギュレーションがあるんですけど、みんな同じぐらい試合があって、自分だけバーリトゥードで練習やるわけにいかないので、MMAとしてやってます。その中で自分が金的、頭突きに気をつけながらやるような形ですね。“怪物くん”鈴木博昭選手が金的とか頭突きありのMMAの練習に付き合ってくれている状態です。ただ、さっきも言いましたけど、警察官として20年やってきて、常に“何でもあり”の状況で逮捕術だったり、犯人を取り押さえてきたわけですから、その辺に関しては自信ありというところです」 ──打撃は素手のベアナックルになります。何か対策等があれば教えてください 「素手での打撃というと、スパーリングでやった感覚だと、ボクシングローブの方が意識を刈り取られというか、衝撃というか。いわゆる効く状態ですよね。次にやっぱりMMAグローブ。要はグローブのオンス、重さによって威力がまたソフトになるのではなくて、結構強くなるんですよ。逆に素手の場合は痛いけど、本当のアゴ先とかテンプルとか、耳の後ろとか、ピンポイントで当たらなければ痛いだけという、この痛さを自分の中で準備をしておけば耐えられると思いますね」 ──どんな気持ちで挑戦されますか。そして周り、特にご家族の方の反応はどうですか? 「どんな気持ちか……。自分が今まで海外のMMAだとかRIZIN、DEEP、巌流島とか、いろんな格闘技に挑戦してみましたけど、それまでの試合に至る1カ月もそうですし、その日、朝起きた体調で、楽しんでいくのか。すごく緊張感を持って行くのかっていうのが、もう朝起きた状態で決まるような形ですかね。ただ、今回限っては、自分も今年52歳になるんで、やっぱり“終わりを見据えた戦い”ということになります。いつ終わってもおかしくないし、いろんな人生の伏線があったのか。“答え合わせ”に近づいているわけですから。そういった集大成という意味で、おそらく、緊張感を持って臨むのではないかと思っています」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする