横浜強盗殺人事件 実行役の男2人を強盗致死罪で起訴 罪なするつけ合いか

去年10月、横浜市青葉区で起きた強盗殺人事件で、逮捕された実行役の男2人について、横浜地検は、強盗致死などの罪に切り替えて起訴しました。 また、捜査関係者への取材で、すでに起訴されている被告を含めた3人が、罪をなすりつけあっていることが新たに分かりました。 起訴状などによりますと、強盗致死などの罪で起訴された藤井柊被告と久保田陸斗被告は、去年10月、横浜市青葉区の住宅に侵入しこの家に住む後藤寛治さんに暴行を加え現金などを奪いその後、死亡させた罪に問われています。 2人は強盗殺人の疑いで逮捕されていましたが、横浜地検はこれまでの証拠などから殺意を認定することができないと判断し、強盗致死罪などに切り替えたとみられています。 この事件では、すでに実行犯の寳田真月被告が同じ罪で起訴されています。 その後の捜査関係者への取材で、寳田被告が「自分は手を出していない」などと話をする一方で、久保田被告は「寳田が工具を使い被害者の体を殴っていた」「藤井が被害者の体を殴る蹴るなどしていた」「自分は被害者の様子を確認したが動かなかったので水をかけた」といった趣旨の説明をしているということです。 県警は、これまでの調べで、実行役の3人がそれぞれ罪をなすりつけあっていることから慎重に調べを進めています。

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