広末涼子さん逮捕、医療現場のカスハラに注がれる厳しい目「いかなる場合も許されない」離職の原因にも

俳優の広末涼子さんが傷害罪の疑いで現行犯逮捕された。報道によると、広末さんは静岡県島田市の病院で、看護師の女性を蹴ったり、引っかいたりしてケガを負わせた疑いがあるという。 かつては、医療現場を舞台とした暴力が起きても「患者さま」と扱い、現場で対応する医療従事者が涙を飲んで耐えるケースもあった。 しかし、現在では、警察に通報するなど毅然とした対応に変わりつつある。そうしなければ、医療従事者が離職するなど、地域医療の根幹にかかわるからだ。 医療現場のカスハラにくわしい専門家は「今回のような暴力事件は日々、全国で起きている」と指摘する。 そのうえで「医療現場の直接的な暴力だけでなく、暴言などのカスハラ(ペイシェントハラスメント)はいかなる場合も許されるべきではない」として、迷惑行為に厳しく対応すべきだとうったえている。

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