〝悪魔仮面〟ことケンドー・カシンが、早稲田大の後輩・広末涼子への〝心残り〟を口にした。 カシンは8日、都内のジム「BAMF」でレスリングなどのセミナーを行った。その後、取材に応じると、近況を「最近カメムシがすごい。冬眠から覚めたのか、家の中に1日50匹以上出るようになった」とリアクションのしようがない話を始める。さらに、この日のようなセミナーを今後も行っていくことや、慶応大湘南藤沢キャンパスでの非常勤講師も引き続き務めると明かし、指導者としての充実ぶりを感じさせた。 だが、本業であるプロレスについて問われると一転「サッパリだ」とため息。その原因として「3年前のサイバーフェスで〝ディープステート(闇の政府)〟に触れてしまったことが原因だ」と陰謀論を振りかざす。そして「まさか〝アイツら〟がこんなに権力者だったとは…。それもノアに仕組まれたものだったんだ」と意味不明なことを口走った。要は、自らの面倒な行動でオファーがなくなっただけだ。カシンは「俺は、投資に失敗したんだよ。自分への投資に…」と自嘲した。 さらに悪魔仮面の口から飛び出したのは「広末涼子」という意外な名前だった。この日、傷害容疑で静岡県警掛川署に現行犯逮捕された稲門の後輩について「25年くらい前、仕事の関係で当時の旦那さんの事務所で会ったんだ。会ったって言っても、軽く会釈しただけだけど」と明かす。その上で「これも深い闇。あの時、もう少し話しといたらよかったかなって…」と後悔。 最後に「もういいか? 俺は面接があって忙しいからもう帰るぞ」と言い残すと、湘南方面に消えた。