不正取得したナンバープレートを盗難車に付けて運転したとして、警視庁暴力団対策課と千葉県警の合同捜査本部は9日までに、道路運送車両法違反の疑いで、埼玉県吉川市の自動車整備会社の社長滝口洋一容疑者(50)=同県川口市=を逮捕した。 逮捕容疑は他の人物らと共謀して2月18日ごろ、不正取得したナンバーを盗難車のトヨタ「アルファード」に付け、同県八潮市内などを走行した疑い。 暴対課によると、盗難車と同じ車種で型落ちしたものをオークションで安く仕入れ、車台番号が刻印されたパーツを入手。盗難車に付け替え、ナンバープレートを不正取得していた。暴力団関係者らに販売していた可能性があるとみて調べる。