「ワタシはーーー!ヒロスエーー!!」 この絶叫の主は、広末涼子(44)。日本ではその名を知らない人はいないほどの名女優だが、今や“容疑者”となってしまった。 4月7日午後6時50分ごろ、関西方面から帰京のため自ら運転する車で新東名高速道路上り線の「掛川PA」を走行中に追突事故を起こした広末容疑者。8日未明に、運ばれた静岡県・島田市内の病院で、看護師の女性の足を複数回蹴ったり、腕を引っ掻いたりして怪我を負わせ、傷害の疑いでその場にいた警察官に現行犯逮捕された。9日午後2時過ぎに、身柄が静岡地検浜松支部に送られ、今後検察官による取り調べが行われる。 国民的女優による傷害事件というだけでもショッキングだが、事件前後の“奇行”が注目度に拍車をかけている。 各メディアの報道によると、事故前に立ち寄ったサービスエリアで「広末でーす」と名乗りながら一般人に話しかけていた目撃情報があり、警察による取調べ中も腰縄を外そうとしたり、大声をあげるといった不審な行動が。冒頭の“絶叫”は、現行犯逮捕時に、名前を聞かれた際に発したものだという。 広末容疑者といえば、20代時に出演映画の会見中に突如号泣、タクシー無賃乗車騒動などを起こし、’23年6月のW不倫報道によって離婚した元夫のキャンドル・ジュン氏が会見で指摘するなど、かねて“メンタルの不安定さ”が危惧され続けてきた。 「高速道路上や署でアルコールは検出されなかったものの、警察は一連の不審な行動から薬物検査への協力依頼を広末さんに要請しているそうです。また、彼女が服用していた薬が影響している可能性があるとみて調べを進めているといいます」(スポーツ紙記者) 一刻も早い真相解明が待たれるところだが、事件前に広末容疑者は身近なファンに“薬への悩み”を明かしていたようだ。ある芸能関係者は言う。 「広末さんは昨年2月に長年所属していた事務所を離れ、7月に有料ファンクラブを開設。ライブ生配信など様々な特典があるのですが、広末さんとファンが交流できる“グループチャット”もありました。そこで、広末さんは定期的にコメントをしており、決して普段は明かされない日常生活についても赤裸々に語っていました。 3月中旬に広末さんはグループチャット上で、体調を崩したことを明かした上で、病院に行き、様々な薬をもらったことを報告。その後は “ガッツリお薬飲んで今日も一日がんばります!”など気丈な投稿を続けていたようですが、“薬はあまり飲みたくない派ですが、今はとにかく早く治さないと!”と漏らしていたといいます。 今回の事件も、もしかしたら慣れない薬を飲んだことによる副作用があった可能性もあるとは思いますが、今はただ薬物検査にきちんと協力して、無事に終わることを祈るばかりです」 果たして、真相は――。