3月末に鳥取市で横断歩道を渡っていた児童がはねられる事故がありました。4月14日は事故現場で再発防止のための緊急点検が行われました。 鳥取市松並町で行われた緊急点検は、3月31日に横断歩道を渡っていた男子児童が車にはねられ重体となる事故を受けて行われたものです。点検には、警察官や近くの小学校の担当者、町内会員ら15人が参加。近くには信号があることから、設置基準によりこの横断歩道には信号機を設置できないため、再発防止のために何ができるか対策を話し合っていました。 参加者 「例えば横断する際に、横断中に取って渡る旗を設置するとか」 今後は、横断歩道に近い停止線を1m以内でずらしたり、カラーで分かりやすい舗装を道路に施すなどしたりするということです。 鳥取警察署交通第一課 竹矢秀雄 課長 「警察の方で対応できるものは早急に対応していきたい。取り締まりの強化と、適正な規制を進めていきたい」 男子児童をはねた容疑で逮捕された70代の男は、その3日後にも、安来市で自転車に乗っていた高校生をはねて逃走した疑いで逮捕され、4月12日に松江地検に送致されています。