広末涼子容疑者 事故現場にブレーキ痕なし 前日に傷害容疑で勾留決定

静岡県島田市の市立総合医療センターで看護師を蹴るなどしてケガを負わせたとして、傷害容疑で8日に静岡県警掛川署に現行犯逮捕された女優広末涼子容疑者(44)について、追突事故の現場にブレーキ痕がなかったことが11日までに分かった。 広末容疑者は7日午後に新東名高速道路で乗用車を運転中に大型トレーラーに追突。同乗していたマネジャーと見られる男性とともに、島田市内の病院に搬送され、搬送先の病院で看護師に暴行を加えた。捜査関係者によると、事故現場にブレーキ痕はなかったという。 県警は前日9日、広末容疑者を送検。県警は10日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで東京都世田谷区にある広末容疑者の自宅を家宅捜索した。広末容疑者については、捜査関係者によると事故後に現場付近を歩き回ったり、取り調べ中も大声を出すなど、不審な行動が見られた。 静岡地検浜松支部は10日、勾留を請求した。取り調べや家宅捜索の結果を踏まえて請求したとみられる。勾留請求を受け、裁判所は勾留を認めた。勾留期限は19日。 一方で捜査関係者によると、広末容疑者は尿検査と血液検査に応じた。簡易検査の結果、大麻や覚せい剤などの違法薬物は検出されなかったという。今後はより詳細な本鑑定を行い、市販薬などが事故につながった可能性も含めて捜査する。

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