覚醒剤と大麻を所持したとして、警視庁向島署は11日までに、覚醒剤取締法違反(所持)などの疑いで、東京・銀座の老舗料亭「金田中」社長の岡副真吾容疑者(63)=東京都港区=を逮捕した。 逮捕容疑は昨年10月1日、港区の路上に止めた乗用車内で、覚醒剤約0.6グラムと乾燥大麻約1グラムを所持した疑い。 署によると、今月9日に岡副容疑者の自宅を家宅捜索し、複数回使用できる量の覚醒剤や、吸引用のパイプを押収した。入手経路を調べている。 金田中は銀座などに複数の店舗を構え、歴代首相らも訪れた料亭として知られる。